日常 歯列矯正

【歯列矯正通院レポート】〜インプラントアンカー周りの装置取り付け〜

前回はインプラントアンカーの取り付けについてお話していきました。

今回はその次の施術、⑦「インプラントアンカー周りの装置装着」についてお話して行きます!

  1. レントゲン・口腔内の写真撮影
  2. 親知らず3本の抜歯
  3. 診断 →ここで 具体的な治療方針が決まる!矯正開始
  4. セパレーション(青いゴム)をつける
  5. 装置の取り付け →  数回に分けて装着
  6. インプラントアンカーの取り付け
  7. インプラントアンカー周りの装置装着 → このまま暫く様子見。半年〜1年後程度経った頃に…
  8. 上下4本抜歯
  9. 前歯にも装置装着
  10. 様子を見ながら今後の方針を決める。

そもそもインプラントアンカーとは?

インプラントアンカーについては、以前投稿したこちらの記事をご覧ください♪

アンカースクリューを上顎に埋め込む手術をしてから1ヶ月後

しっかり骨にアンカーが定着したことを確認して、アンカーに枠を取り付けました!

↑イラストなのでちょっとわかりにくいですが、ワイヤーを曲げて作った枠をアンカースクリューにはめて、

その両端にゴムをつけて左右奥歯のブラケットに引っ掛けます。

これで左右の奥歯を後ろに引っ張ります。といってもすぐに歯は動かないようで、この状態で3ヶ月〜半年は様子を見ます。

ただこの枠の取り付けもすんなりとはいかず大変でした。毎度毎度厄介な患者ですみません。。


診察に行くと、先生が私の口内模型に合わせてワイヤーを作ってくれていました。

それを実際に口内に入れて細かい調整をしてつけていきます。

画像の通り、太めのワイヤーを曲げているだけの枠を先生がピンセットでつまんで上顎のアンカーにはめるのですが

なかなかうまくはまらなくて、この作業だけで1時間程かかりました・・・

この日は京都で仕事の予定があったため、アンカー枠を完全にはめられずに帰宅。


翌週、アンカー枠取り付けリベンジです!

前回同様、枠のはめ込みと調整に時間がかかりましたがこの日はきちんと時間に余裕を持って来院したので、いくらでもどうぞ!!って気持ちで挑みました(笑)

やはり時間はかかりましたが無事に取り付け完了!

枠がついたら、枠の両端と奥歯のブラケットをつなぐゴムをつけました。この時点で奥歯がぐっと引っ張られるような感覚が出てきました。


そして、今まで舌に当たったり食べ物に引っかかったりしていたアンカーを、レジンのようなもので固めていただけたので舌の痛みがなくなりかなり生活が楽になりました!これはかなりありがたいです…!

でも時間が経つとポロッと取れてしまうものなので、あまり頑丈なものではありません。

アンカーの周りを覆うようにレジンで固めてあるのでどうしても隙間ができてしまって

歯ブラシも入らない狭い隙間から汚れが入り込んでしまうので、うがいが本当に重要になります!!

前回紹介したnonioのマウスウォッシュで頑張ります…!


アンカーに枠とゴムがついて、本格的に奥番の移動が始まりました!

このまま様子を見て可能な限り歯を後ろに動かします。

枠とゴムがついてから咀嚼時の痛みがでてきました。歯がちゃんと動いている証拠ですね。

でもセパレーション程の痛みではないので特に支障はありません!


以前はアンカーの突起部分に、特にお肉のような繊維質の多い食べ物が絡まって喉をつめそうになったことが何度もありました(泣)

ですがアンカー周りをレジンで囲ってもらったお陰で食べ物を選ばずに食べれるようになりました!これが一番うれしい…

今ではステーキも二郎系ラーメンでも何でも食べれます!(お肉大好き)


この施術をした後の注意点としては、歯磨きとうがいをしっかり行って虫歯や歯周炎のようなトラブルが起こらないようにすることです。

  • アンカー周りの枠
  • レジン部分
  • ゴムかけ部分
  • ブラケットの金具

この部分をタフトブラシでしっかり磨きます。

本格的に歯の移動が始まるということは、痛みがでるということ…

でも今のところはセパレーションの時ほどの痛みはないので生活に支障はでていません!

硬いものは食べられないこともありますが、耐えられる程度ですし痛みがない時もあります。

この程度の痛みだと、歯がちゃんと動いていることを実感できて嬉しくなるまでもあります(笑)

今後はブラケットに通っているワイヤーを調整したり、ゴムを交換したりと調整がメインになるようです。

やっと一通りの施術が終わりました…

また今後の状況をお伝えします☺

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