歯列矯正

【歯列矯正通院レポート】〜インプラントアンカー取り付け〜

前回はセパレーションについてお話していきました♪

今回はその次の施術、⑥「インプラントアンカー」の取り付けについてお話して行きます…!

治療の流れ

  • レントゲン・口腔内の写真撮影
  • 親知らず3本の抜歯
  • 診断 →ここで 具体的な治療方針が決まる!矯正開始
  • セパレーション(青いゴム)をつける
  • 装置の取り付け →  数回に分けて装着
  • インプラントアンカーの取り付け
  • インプラントアンカー周りの装置装着 → このまま暫く様子見。半年〜1年後程度経った頃に…
  • 上下4本抜歯
  • 前歯にも装置装着
  • 様子を見ながら今後の方針を決める。

そもそもインプラントアンカーとは?

インプラントアンカーについては、以前投稿したこちらの記事をご覧ください♪

セパレーションで想像以上に苦しむことになりましたが、無事にブラケットとバンドを装着してワイヤーを通すことができました。

ワイヤーが通るといよいよ本格的に歯の移動が始まります!

といっても、セパレーションほどの痛みはなく3日も経てばその軽い痛みも感じなくなりました。

これが2023年末のお話

年明けの9日にはインプラントアンカーを取り付ける手術の予約をしてしまっていました…

まあこれをつけないと矯正が本格始動しないので、ここまでハイペースで進む必要がありました(泣)

アンカーをつけるとどんな痛みがあるのか、ご飯が食べれるのか不安しかなかったので大好きなケンタッキーを食べ納めしたところ

犬歯の裏側につけていたブラケットが取れました(笑)

飲み込んじゃったのか、チキンの骨と一緒に捨ててしまったのか…どこにもありませんww

矯正中の皆さん。骨付きチキンには気をつけましょう。。

そんな失態を犯しながらもついに取り付け手術当日です。

インプラントアンカー取り付け手術

これまでの親知らず抜歯3本全てお世話になった口腔外科のチェア。慣れたもんです。

親知らずの手術同様、表面麻酔を最初にしてもらってから麻酔注射をします。普通は表面麻酔ってしないみたいですが痛みに弱いもんで…(泣)

麻酔が効いてきた頃に手術開始!インプラントアンカーを埋め込むためのドリルが怖いので、終始目は瞑ります。

そして開始3分くらいで先生たちの会話が不穏になってきます…

先生
先生
ん?骨硬いなぁ、(インプラントアンカー)全然入らない
先生2
先生2
一回抜いて入れ直しましょうか
のぐち
のぐち
ひえええええぇまた抜くの?!入らないの?!

麻酔のお陰で痛みはありませんが、会話が怖すぎる…

先生
先生
いや、もうハマっちゃって抜けないからこのまま行くしかないね。
先生2
先生2
もうちょっと入れたいけどこれ以上入れると骨割れちゃうねぇ

え、割れるって上顎の骨?それやばくない?

痛みこそないものの、骨を割ってメキメキ異物が差し込まれる感覚がなんとも怖かったです…痛くないけど。

5分程度と言われていたこの手術、終了したのは40分後でした…

先生
先生
上顎の骨がかなり丈夫なようで、先端を数ミリ残してしまう状態になってしまいました。
大きな支障はありませんが、舌に当たりやすいので気をつけて過ごしてください。

私の上顎の骨はかなり頑丈だったようです…2本埋め込んだのですが、そのうちの1本は少し長めにぶら下がっています。

口内にとんでもない違和感。鏡を使って下から口内を覗き込むと、小さなネジが2本ある…うん、たしかに1本飛び出してるわ(笑)

痛みが強くなってからだと薬も効きにくいので、術後すぐに痛み止めを飲んで帰ります。これ大事!

今後はインプラントアンカーに食べ物が強く当たらないこと、舌で強く触らないことに注意して過ごします。

帰宅後

口内の感覚に慣れていないうちの食事は怖かったけど、空腹はもっと耐えられないのでおでんを用意。

インプラントアンカーをつけて最初の食事、咀嚼する度アンカーに舌がめちゃくちゃ当たって食べられない!!

アンカーに刺激を与えるのも禁止だから舌が当たると余計に怖い…

こんなんでこれからご飯食べれるの?趣味食事な私にはつらすぎる(泣)うまくご飯が食べれなくてめっちゃ落ち込みました。

手術時間も長かったし、痛み強く出たらいやだなぁと不安を抱えながら就寝。

インプラントアンカー取り付け手術 翌日

ん?あれ?

びっくりするほどどこも痛くない…口に釘挿したのに!!

親知らずの抜歯は腫れも出て、数日は鈍痛と戦わなければなりませんが…(私の場合3本中2本埋まってたから余計に)

抜歯ほどは骨への干渉が少ないようで、翌朝からは無痛でした。

人間ってすごいですね。

いや、慣れってすごいですね。

あんなに怖くて違和感が気持ち悪かったアンカーも、翌日の夕方にはあんまり気にならなくなっていました。

口内や唇は、全身の中でも特に敏感な部分と言われていて

フルートのリッププレート(口をつけて吹く部分)の金属の厚みや変化をも感じ取れてしまうようです。すごいですよね。

なのでちょっとでも口内に変化が起こると大きな違和感を感じてしまいますが

食事をしたり、喋ったりを何度も繰り返し過ごすうちにあら不思議

2、3日後には結構あっさりその環境に慣れてしまうようです。

あんなに怖がっていたのに割りとあっさり慣れてしまってなんだか釈然としませんでしたが。。

こうして、無事にインプラントアンカーの取り付け手術は無事に終わり、次のステップに進んでゆくのでした。

この時点での注意点はこんな感じ

↓↓↓

手術後の注意点

・舌でインプラントアンカーを強く触らない。※舌と接触する、当たる程度はOK

ワンタフト(部分用歯ブラシ)でそーっと撫でるように磨いて清潔を保つ。

・硬い食べ物が強く当たってしまわないように気をつける。

どれも難しいことではない上に、やっぱり異物が入っていることで無意識に慎重になる部分も多かったので、得に大変ではありませんでした。

インプラントアンカーについてはここまで!

次回、インプラントアンカーに枠がつきます…!

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